<span class="marker_pink">昨今は住宅事情もあるせいか、ミニマルな生活だとか、ミニマリストだとか、言葉があふれてきました。</span>
私もその一人なんだけれど。。。(笑)
そんな人たちの書いた本も時々読みます。ベストセラーだってありますし。
でも、そこに書いてあることを全部マネしなくてもいいと、強く最近感じるんですよね。
ミニマリストに「右にならえ」は不要と感じる
「右にならえ」という風潮。私はこれがあんまり好きじゃないんです。
気持ちが不安定だったり焦ってたりすると、「人と同じことをすると集団心理的に落ち着く」らしいんです。
ハトや羊を見ているとわかりますよね。
でも、本を書いているような立派(?)なミニマリストさんたちは、自分のやり方を確立したからこそ今があるわけで。
今ミニマルじゃない人がそれをあれこれマネするのって、なんだかちょっと違う気もする。
ミニマリストさんの「これで十分足りる」というボーダーだって、家族構成とか生活スタイルでだいぶ違います。
一人暮らしの男性や、OLさんや、家庭のある人では、最低限とはいえ物の数の総量も使いようも違ってきますから。
この本のなかで『食器用洗剤は要らない、アクリルたわしで十分』と著者の方がおっしゃっていました。
で、私も試しに頂き物のアクリルたわしを使ってみたんです。
でも、その人の食生活と違ってるから、「洗い物の質もちがう」と気付いたんですよね(汗)
うちの3歳の娘ちゃんは揚げ物が大好き。アクリルたわしだけだとアブラが気になります。
汚れを落とせても、今度はそのアクリルたわしの方がにおわないかな…とか。
お湯を沸かしたり重曹を使ったりもしましたけれど、結局、私は洗剤+アクリルたわし。
わざわざ買ってはいないんですが、義母から帰省の度に潜在類を頂くので、もらったものをわざわざゴミに出すのも変な感じがするし、素直に使おうという結論に達しまして。
「子供のおもちゃは遊んでないものなら不要物だから捨てやすい」という文章もあったんですが、二人目や三人目が欲しいので、まだポンポン捨てるのは惜しいです。
本を読むのはいいと思う。だけど、1から10までマネをするのは、本当のミニマリストじゃないのかもなぁって最近ニトリのカラーボックスを新たに買い足しながら思いました。
自分なりのミニマルを見つけていくのがちょうどいい
私は服だってまだあるほうだし、更に普段使いもできるスポーツブランドの服が欲しいと思っています。
でも、もっと厳選したいなと思ってます。その気持ちも大事だと思います。
なんというか…今できてなくても、「目指す気持ち」や「やりたいな」という気持ちが大事。
育児中だったり闘病中だったりで疲れがたまっているとき、モチベーションの支えになります!(^ω^)
参考までに、今まで読んでみてなかなか良かったミニマリストさんの本を上げてみますね。
いきなりかなりハードなミニマリスト本です(笑)
最初は何者かよくわからなかったんですけれど、沢尻エリカさんの元旦那さんです。
「ハイパーメディアクリエイター」がなんなのかは、いまだによくわからないですが…。
男性のミニマリストならでは、ガジェット系のミニマルアイテムはかなり参考になり、面白いです。
また彼自身ものすごく健康オタクなようで、「柿の葉のお灸」や「ホメオパシー」など、民間療法も色々試行錯誤してほとんど風邪を引かないような健康を手に入れたんだとか。
こちらは服に着目したミニマル本。
女性はどうしても服が多くなりがち。そして朝迷ったりして時間を取られます。
私もそれが嫌で嫌で、洋服を減らし始めたんです。
学校などを卒業してしまえば、ぶっちゃけ誰が何を着ていようが自由。気にしなくてOKなんです。
余計なママカーストも気になりません!w
これもお洋服がメインで、ライフスタイルにも足を伸ばしたミニマル本かな。
これの書籍版を買ったあとでコミックス版を読んで、こっちの方が読みやすかったーと少し後悔しました。
数量としての10着ではなく、「自分に似合う服を、周りに流されずに大切にする」というのが軸。
服に限ったことではありません。口にする食べ物、日々の習慣、なんでもです。
著者はアメリカ人で、フランス留学に行ったときの経験からこの本を書いたのだとか。
大ヒット本をおすすめするのがなんかちょっとだけ癪なのですが(笑)、これは間違いなく良書でした。
服や生活を含め、自分に合うスタイルは人と丸かぶりすることなんてそうそうないはず。
それこそオリジナルだし個性。アイデンティティです。
同じ土俵に立つから、つい比べてしまうし、競争したくなるんですよね。
ゆるーく、のんびり、自分や家族を大事にしたいなら、まずは「みんながしてるから」という価値観から解き放たれるのが第一歩かなと思います。
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